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盆踊り

2017年7月4日(火)

イベント・お祭り

東栄町の伝統的な盆踊りと盆唄

お盆になると、先祖を供養するために行なわれる盆踊り。みなさんも一度は盆踊りに行ったことがあると思います。私も子供の頃に浴衣を着て、やぐらの周りを大人に混じって一緒に踊っていた思い出があります。今回は、東栄町の盆踊りで唄われる盆唄について紹介します。

盆踊りの始まり

盆踊りの始まりは、平安時代中期の僧である空也によって始められたと言われています。「念仏を広める良い方法はないか?」と思考していた空也上人が、念仏を歌いながら踊ったことが、人々の風習と合い、念仏踊りとなって、死者を供養する行事へと定着したそうです。

その後、鎌倉時代中期になると仏教行事としての盆踊りは、民俗芸能として娯楽要素を含んだ行事へと変化しました。江戸時代になると、盆踊りは地域の人々の交流の場所として、現在の盆踊りに近い形に変わっていきました。

東栄町の伝統的な盆唄

時代背景によって変化してきた盆踊り。盆踊りと一口に言っても、時代によってはもちろん、地域によっても様々な特徴があります。

東栄町に伝わる盆踊りは、今から約500年前に下田の長養院の禅宗である、光国舜玉(こうこくしゅんぎょく)和尚が、仏教や文明、文化の普及のために盆踊り唄「十六」を作り、住民に伝えたのが始まりとされています。当時の住民の生活は、朝早くから野に出て野良仕事をする事が生きる喜びで、人としての幸福感というものありませんでした。日が暮れるまで労働するという毎日の中で、この盆踊り唄は労作歌として住民に受け入れられました。そして、永正4年には盆踊りの唄の代表とも云える「おさま甚句」が発表されて、人々の生活に今までなかった新しい文化が取り入れられ、生活に生きがいが生まれました。

東三河の民謡「さんさ」を唄おう!

“さんさ”とは、盆踊り唄の一つで、元和3年に長養院の5代目住職によって作られた、東三河の民謡です。さんさの意味は、インドの伝統的な転生観である輪廻(サンサーラ)からきていると言われています。東栄町民の年配の方なら、みんな唄えて踊れる!と言っても過言ではないほど有名な唄です。

「さんさ」※1番〜3番の唄を紹介します。

一.
さんさおせおせ下の関までも
おせば港に さんさ近くなる
さんさ近くなる
おせば港に さんさ近くなる

二.
さんさふれふれ五尺の袖を
今宵降らではさんさいつの夜に
さんさいつの夜に
今宵降らではさんさいつの夜に

三.
月の出頃と約束したが
月は山端にさんさわしやここに
さんさわしやここに
月は山端にさんさわしやここに

この盆歌「さんさ」をもっと若い方にも広めていこうと、東栄町では、毎月第4金曜日に「盆歌くらぶ」という団体が、盆踊りと盆歌の継承を目的として活動しています。

みなさんも、このさんさの歌を覚えて、8月5日(土)に東栄温泉で行われる「来舞しもかわ」で一緒に歌いましょう★

【来舞しもかわ】
盆踊りや子供ダンス、若者ダンス、若者楽団、志多ら太鼓等が楽しめます。
日時:8月4日(土)17:30〜
場所:とうえい温泉 花まつりの湯
愛知県北設楽郡東栄町大字本郷字上前畑25番地

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